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07/feb/08

1月19日の振り返り。

で、やっと19日の本番の話。

ステージリハーサルで、やっと全員が揃ったわけですが。
やっぱりちゃんとメンバーが揃っていると、音の厚みが違います。
その分、ブレ幅も大きいのもばれてしまうけれど。
でもやっぱり、ちゃんとみんなでやるのがいい。
これは次回に向けての反省点。改善点。
楽しく弾くには、みんなでやるのがいい。
ステリハを終えて、若干の不安を抱えて、30分後には開場っていう結構きついスケジュールでした。
とは言え、緊張感はいい感じ。
ピリピリしすぎることなく、でもだれることなく。
アメリカンスタイルって言うんですかね、バラバラで入場しておいて、コンマス・指揮だけちゃんと入るっていう形式だったので、余計に気持ちがいい感じにほぐれました。
ステージで音だししながら隣と話したりね。
そのくらいのゆるさも、この集まりならではなのかも。

<ベートーヴェン 交響曲第7番>
いわずと知れた(と言われるほどに有名になった)ベト7。
のだめで使われるまでは、知る人ぞ知る、くらいだっただろうに。
かく言う私も、知らなかったです。

ベト7がサブなんて、体力的に持つかなー…と不安もありましたが。
1楽章。
頭の音、揃ってたか…な?
なんて、最初からちょっとびびっちゃったのは反省点。
序奏をなんとかクリアして、あとは刻みと勢いで。
周りを聴いてはいたものの、必死になっちゃいました。

2楽章。
雰囲気、出せたんじゃないでしょうか。
葬送曲っぽい感じ。
人数が揃って、ビオラ8人の音、ちゃんと響いていたように思います。
1楽章のような焦りは、なかった。と思う。みんな。

3楽章。
楽譜の指示を書き換えて、PPをffでやったり、pを<してみたり。
色々手を加えていました。
おかげで、練習中と同じように笑っちゃいそうになりましたが、ベト7でお客様の反応が一番気になったのがこの楽章でした。
少し走ったけど、ご愛嬌。
管楽器、よかったです。

4楽章。
事故事故事故!
弦の掛け合い、あまりに巻かれすぎて追いつけなくなってました。
1pultにも関わらず、落ちました。ごめんなさい!
後ろでちゃんと弾いていてくれたおかげで、持ち直しました。
必死になっちゃうとだめですね。
落ち着かないといけない。
そう肝に銘じたのでありました。

と。
反省の多いベト7でしたが、4楽章最後の追い上げで、盛り上げることができたおかげか、ブラボーをいただきなんとか終了。
客席をあたためることはできたのでしょうか。

休憩時間は酸素が足りなく、お茶は飲むわチョコは食べるわの大変な15分でした。
緊張して手は冷たいし、舞台袖では異常なテンションで。
前回のハイドン『告別』のときよりも、緊張しました。
あの時は数小節だったけれど、今回は結構多い+高音域多し。
練習通りに(できれば練習以上に)できるように、とビオラさんに念を入れ…。

<ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 シェーンベルク編管弦楽版>
ベト7に比べると、相当マニアックな曲。
こんな曲があること自体、知っている人もあまりいないでしょう。
原曲は知ってるけど、って言う人も多いはず。
原曲よりも、ドラマティックな感じに仕上げてます、シェーンベルク。
ピアノ譜を弦に振り分けたりもしているので、ポジションや音の飛び方、弓の関係などお構いなし。
おかげでみんなてんてこまいでした。

が。本番。
1楽章。
クラリネットから始まる主題。
いーい雰囲気で始まってくれました。
おかげで曲に入り込みやすかった。
チェロとの合わせが多いこの曲。
3度違いでの動きや、掛け合いが楽しいのだけれど、本番は何度もトップと目があって、思わず笑ってしまいました。
練習中はどうにもタイミングが合わず、お互い見合ってはいたのに目が合わなかったから余計に嬉しかった。
少し走ったかなーってところもありつつも、各パートのメロディラインがうまく浮き出ていたと思います。

2楽章。
セカンドの3連刻みから始まる2楽章。
ビオラに刻ませてほしいと何度思ったことか。
でも、原曲もセカンドだから仕方がない。
パートを変えなかったのはシェーンベルクの手抜きではありません。
全体にボリュームを上げて、pはfにしてみたけれど、ちょうどよかったかもしれません。
ミュートの効果もあがったような気がする。
最後のフラジオ倍音、実音Cは、最後まで苦戦した音。
本番、出たのか出なかったのか…実はあまり記憶がありません。
録音に期待。

3楽章。
1・2が縦の音楽とすると、3は確実に横の音楽。
頭のアウフタクトからひろーい感じがよく出る曲のつくり。
前にN響のを聴きに行ったとき、この頭のHの音で泣きそうになったのを思い出しました。
ビオラは裏でひたすら8分で動くわけですが、これがまたいい。
メロディばかりにならずに、淡々と動く。
…この楽章では、この演奏会の一番の危機が。
最後の盛り上がったところで、みんなでルバートかけちゃって、指揮者も気持ちよくなっちゃって、全員でテンポを見失うという…。
でも!
ビオラパートはさすが。
最初の8分と同様、がんばりました踏ん張りました淡々と流れをつくり続けました!(はず)
これまた録音に期待。

4楽章。
これまた楽譜の指示を無視して、出だしのcol legnoはarco。
あんまり薄かったもので。
あとは、曲の流れを無理やり止めるとか。
いい演出効果、出ていたと思います。
と、この楽章にはトップ陣一番の見せ場が・・・。
弦楽3重奏。
ラストに向けて、盛り上げる感じで。
なかなか納得いくかみ合わせにならなかったけれど、本番は、いい感じでいけたと思います。
それまでもソロは何箇所かあったけれど、ここがいっちばん緊張した!
同時に一番集中しました。
それでも、なんだか少し離れたところで3人の音を聴いているような感覚もあり、不思議な瞬間でした。
最後まで緊張感を保てました。
音が多くて、全部を完璧に弾くことはできなかったけれど、雰囲気は出ていたでしょう。
管楽器かっこよかった。

と、またブラボーをいただくことができ。
興奮のなか、終了。

アンコールは、ブラームスの交響曲第1番の4楽章抜粋でした。
あたまにホルンのソロをもってきて、Allegro non troppoにつなげる。で、最後まで。
何度も長い長いと思ったけれど、全部やってよかったです。
いつか、1番はこのオケでやってみたいと思わせるような音の厚みがありました。
数回の練習とは思えない・・・。
通常、アンコールにもってくる曲ではないからか、なんだかうまくみんな力の抜けたいい音がでてましたね。
泣きそうになるのをこらえて、しっかり最後まで弾ききりました。
1年かけてやってきたことが思い出されてしまって、感極まってしまいました。

やりたい放題のこの演奏会、立ち会ってくださったお客様に感謝です。
きっと、このプログラムは二度とない。
それもこんなステキなメンバーで。
そう思うと、本当にいい演奏会でした。
もちろん打ち上げも2次会までばっちり参加して、楽しんできました。
ちょっと飲みすぎましたが、悪酔いすることなく、本当に楽しかった。
一番素でいられる場所かもしれません。
いい仲間にめぐり合えて、こうして一緒に音をつくれること、心から感謝です。
本当にありがとう。

次は1年後。
さて、どんな音楽をつくるのか。
楽しみです。

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